米袋豆知識 |

お米の販売を始める際、多くの方が最初に悩まれるのが
「精米表示はどう書けばいいのか」という点です。
お米は食品の中でも表示ルールが細かく定められており、正しく記載することは販売者の大切な責任になります。
今回のコラムでは単一原料米を中心に、精米表示の基本的な考え方と記載方法についてご紹介いたします。
お米は見た目だけでは品質の違いが分かりにくい食品です。
だからこそ、袋に記載される情報は、お客様が安心して選ぶための重要な判断材料になります。
例えば、
● どこで作られたお米なのか
● いつ収穫、精米されたのか
● どんな品種なのか
こうした情報が明確に記載されていることで、お客様は「信頼できる商品」と感じ、安心して購入できます。
精米したお米を販売する際には、以下の項目を表示することが法律で義務付けられています。
● 名称:精米
● 産地:都道府県名、市町村名その他一般に知られている地名を記載。 例) 新潟県 魚沼市
・品種:品種については、単一銘柄米か複数原料米(ブレンド米)かによって記載内容が異なります。
単一原料米(同一の産地・品種・産年のお米を100%使用している)の場合
例) 単一原料米 / 新潟県 コシヒカリ
・ 複数原料米(産地、品種、または収穫年(産年)が異なる複数のお米を混ぜ合わせお米をしている)の場合
例)複数原料米 国内産 10割 (富山県 コシヒカリ 6割、滋賀県 コシヒカリ 4割)
● 産年:原料となる玄米が収穫された年を記載。
例)令和8年産
● 精米時期:原料玄米を精白した時期を記載
例)令和8年10月 中旬
● 内容量:内容重量をキログラム又はグラムで単位を記載。
例)5 kg・300gなど
● 販売者情報:食品関連事業者の氏名又は名称、住所及び電話番号を記載。
以下は、単一原料米を使用した場合に実際に用いられる精米表示の一般的な記載例です。
【新潟県こしひかりの場合の一例】

【魚沼こしひかりの場合の一例】

【複数原料米の場合の一例】

※容器包装に表示する文字の大きさについては、
原則として12ポイント以上の文字を使用する必要があります。
ただし、内容量が3kg以下の場合は、8ポイント以上の文字を使用すれば問題ありません。
● 精米表示枠内の品種欄には平仮名、カタカナ、漢字、数字の扱いも含め正確な品種名称を記載する必要があります
例)○:コシヒカリ ×:こしひかり ×:越光
● 精米表示枠外に特定産地を表記する場合、精米表示の産地欄に都道府県に加えそれを示す特定の地域名を記載する必要があります
例)

次のように表示枠内の産地欄でも魚沼が産地であることを示す必要があります。

前項では、精米表示に必要な記載内容について解説しました。ここでは、実際に米袋へ精米表示を施す際の代表的な3つの方法をご紹介します。
お米の販売にあたっては、袋の種類選びから表示方法まで、最初に迷うポイントがいくつもあります。しかし、用途に合った適切な袋選びと、ルールに基づいた正しい精米表示を整えることは、消費者からの信頼に直結します。お客様が安心して手に取れる商品づくりのために、本コラムがお役に立てば幸いです
「米袋にはどんな袋があるのか聞いてみたい」
そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
お客様の販売スタイルに合わせて最適な袋をご提案させていただきます。
参考資料
農林水産省のURL
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/200414.html
消費者庁
「食品表示ガイド」
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